ウルトラわっしょい日記

生きることの悲哀を克明に描くかもしれない日記

帰国子女のブランド

何を隠そう僕は帰国子女でね。

英語がそれなりに話せてしまうんだ。

 

でもね、

 

得したことはことは一切ないよ。

 

 

それは何故かって?

 

 

帰国子女にもブランドというものがあるからね。

 

日本人のみんなは帰国子女と聞くとどこの国を思い浮かべるかな?

 

アメリ

ドイツ

イギリス

スウェーデン

カナダ

 

そんな所でしょうね。

 

じゃあ、僕はどこから来たかというとね。

 

ミクロネシア連邦の島国のどこかなんだね。

 

身バレが少々怖いから詳細は言わないよ。

 

まぁ、それでもどこ????ってなるよね。

それで国名言うとね、もっとね、 え?どこ?????ってなるから。

言わない♡

 

父親がそこで仕事することになってね。僕もつれていかれたんだ。

 

現地では日本人学校があるから英語が喋れなくても大丈夫だ!なんて言われていたそうだよ。

 

実際に現地に行ったらね、あるにはあるが、週一回の日本語補習校しかない事実が判明してね。

 

一週間後には現地の私立学校に行くことになったよ。

 

当時僕は小学3年生に上がったばっかりでね。

そんなクソガキがアウェーでしかも言葉の通じない所に放り込まれるわけだ。

 

そんな父は僕にね

 

分厚い英和辞書と和英辞書とを渡してきてね。

 

こう言ったよ。

 

 

 

行け。

 

そこから地獄のスパルタ突撃英語レッスンが始まるわけだけど割愛するよ。

まぁ、地獄だったという事だけは伝えておくよ。

 

 

そんなこんなで英語はそれなりに喋れるようになったよ。

 

日々が過ぎていって、僕は中学2年の時に日本に帰ってきたよ。

 

 

帰国子女ってステータスをもった僕は天狗になっていたよ。

 

 

おらぁ、帰国子女のお通りでぇいなんて具合でさ。

 

でも、国の名前を伝えるでしょう。

 

 

すっげえ微妙な反応をされるんだねぇ。

 

 

ああ、そう・・・ってな感じでさ。

 

世間はマイナーな国は認めないんだね。まぁ、マイナーだからね。

仕方が無い。

 

そして英語のテストもなぜかボロボロだったからね。

 

そして僕が転校して1か月くらいでドイツとイギリスから帰国子女が来てね。

 

もう凄かったよ。キャーキャーですよ、キャーキャー。

 

僕の天狗の鼻はバキボキに折られたね。

 

いつのまにか僕は帰国子女というのは嘘認定されてね。

 

 

僕は思ったね。

 

 

ああ、人間はやはりブランドには勝てないんだなぁって。

 

 

その後は僕もヘーコラですよ。

 

へ、へぇ!ドイツ!ああこちらはイギリスですか!

これは凄い!

ぼ、僕!?

え、えっと・・・一応ミクロネシア連邦のどこかでさぁ・・・

ああ、僕なんかが帰国子女なんて名乗っちゃぁいけませんね!!

すいやせんでしたぁ!!!!

 

 

こんなになっちゃったね。

 

世知辛いね♡